福島民報展

3月11日から、9年前の『福島民報』(2011/3/12-31分)を鋸南エアルポルトに掲示しています。向かいに住む福島出身の佐藤良二さんから預かっているものです。


東日本大震災から2カ月後に、僕は初めて被災地を訪れました。荒廃した仙台平野と南三陸歌津中の避難所に行き、衝撃を受けました。それから年2回ほど被災地を訪れるようになり、たくさんの知り合いができました。

「3年経ったら忘れられる」という言葉が印象的だったので、3年経ったら何かしようと思いました。そして2014年ウルトラシャルソンというランニングイベントを始めました。津波被災地の沿岸を走ることで被災地を点でなく線または面で捉え、注目されていないところも含めて状況を把握するのが目的でした。7回に分けて合計890km(釜石から犬吠埼まで)走りつつ、各地で活躍していたボランティア・地元民・首長などの話を聞き、毎晩地元の人と交流しました。「大変なこと」よりも「嬉しいこと」「楽しいこと」を現場から伝えるのが目的でした。


鋸南エアルポルトの物件を契約した10日後に、鋸南町は台風に襲われ、突如として被災地となりました。災害はいつ起こるか分からない。と言いつつ、ついつい日常にかまけて忘れてしまう。だからこそ、過去を振り返ることも大事です。今年の3月11日に久里浜からフェリーで金谷に向かっているときに、何かしなければと考えて思いついたのが、預かった新聞を掲示することでした。